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心と身体に優しいインド舞踊

インド古典舞踊(モヒニアッタム)で、心も身体も元気に!

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自分から変わる

国立リハビリテーション学院の手話通訳科にて身体j表現のクラス非常勤講師になって10年以上たとうとしている。
一年生の前期の授業で3か月だけで発表会にこぎつけなくてはいけないので大変である。
私はインド舞踊家なので、インド舞踊で発表会をやりたいところだが3か月では全く無理な話である。
そのため、1,2曲インド舞踊を編集して踊ってもらうが、後は学生の好きな曲に振付をしたりする。
もともと真面目な学生が多いため、熱心に取り組んでくれるために発表会はなかなか見ごたえのあるとものとなってきた。
今年も大変盛り上がり素晴らしい舞台になった。
でも、私は今までにない後悔を感じている。なぜなら、学生に憤りを見せてしまったからである。過去にも、もちろん、お説教をしたことはある。でも、今年は怒りを覚え、それを表に出してしまった。本当に恥ずかしいことである。
今年の一年生の多くがとても踊ることや表現が得意であった。
その中の一人は入学早々、足して車いすで教室に現れた。
最初は本人も私も戸惑ったが、椅子の踊りという表現に辿り着いた。
その学生の好きな曲のソロとインド舞踊の椅子を使った団体の踊りは大変見ごたえがあったと思う。
その他の学生の踊りもとても生き生きしていて素晴らしかったと思う。

では、なぜ、私が怒りを露わにしたのか?

毎年学年によってカラーがある。
猫に例えると、去年の新入生はおとなしく、ミルクを与えると夫夫のペースで静かに飲んで、それぞれの居場所に行き毛繕いをする感じ。お互いに毛繕いをすることはない。皆一匹猫である。
その前の年の学生はミルクを飲んだ後、牛乳パックで絵ハガキを作りお礼状を出すような丁寧な方々であった。
では、今年の一年生の現状は、ミルクを与えても、ちゃんと飲む子もいれば、それで水浴びをしたり、掛け合ったりして遊んじゃう、飲みたいのに遠慮して隅にいたり、ミルクはいいやと別のえさを探して回ったり、様子をボんやり見ていたり、と様々で、「こらー」と首根っこを捕まえなければいけない感じなんであった。
でも、踊りには熱心に取り組みどんどん良い作品を作る一方、事務的な作業がなかなかできない。
今まで国リハの学生は一言えば十やる方も多く、積極的に自分たちから動く学生が多かった。
そのため、発表会の準備は抜かりなく行われてきた。
でも、今年の一年生は自分から動くことも少なく、言われてもやろうとしないように見受けられた。
ある日厳しく注意した、それから彼らの行動は変わった。
実は、やればできる!優秀な学生ばかりであった。
では、なぜ彼らはやらないのか?
そう多分時代が変わったのだ。
彼らは指示がなければ動けないのだ。
すべて言わないといけない時代になったのだと確信した。
それではどうするか?
私が変わらないといけないのだ。
私がどうすれば、一人ひとりの学生がその優秀さを発揮するのかを手取り足取り指示しなければいけないことになるのだ。
それを今までと違うと言って怒り、学生を責めてしまう自分が本当に恥ずかしい。
人を変えるのではなく、まず、自分が変わる。そのことを肝に銘じて今後、先生という職業をやらせていただこうと思う。
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maruhashi

インド古典舞踊家 丸橋 広実

南インド ケララ州の古典舞踊 モヒニアッタムの舞踊家です。
ヨーガ、ジャイロトニック、ジャイロキネシスのインストラクターでもあります。
美味しいもの、心と体に優しいことが大好きです。

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